- 製品説明
発売以来、トッププロの使用率が未だに高い、パワーと独特の打球感のあるポリストリング
公式情報
特徴
[POWER + SPEED]発売開始から最も多くのツアープレイヤーに支持され続けるストリング。
これぞパワーとスピードを司る史上最強モデル。
グリゴール・ディミトロフ、ガエル・モンフィス、ペトラ・クビトバなどが使用。
- スペック
素 材 | ポリ・エーテル・エーテル+アルミ・ファイバー |
構 造 | モノフィラメント |
ゲージ | 1.15mm/1.20mm/1.25mm/1.28mm/1.30mm |
カラー | シルバー(128を除く)、アイスブルー/ライムグリーン(125、130)、レッドクレー(128) |
価 格 | ¥3,100 (+税) 12.2m ¥オープン価格 (+税) 200m |
コメント(ストリンガー・プレイヤー)
ストリンガーの目
今回は、アルパワーシリーズの第二弾として最もメジャーで、世界のTOP100の使用率が高いアルパワーについてです。
よくあるパワーのテンション維持について悪いとか言われているみたいですが、個人的には通常のポリストリングのテンション維持であると考えています。
その理由として、ここ4,5年でポリストリングを中心に数種類のラケットに100種類以上のポリストリングを張って、定期的にテンション確認のアプリでデータを比較して、テンション低下を調べた結果です。
判定基準は、ヨネックス ストリングマシーンES5PROを使用して、自分標準の張りパターンで張って、直後のテンション~4週間の間でどれ位テンションロスするかを調べました(いつ頃、15%超ロスするか?)。
判定結果は△:一週間以内は✕、二週間以内は△、二週間以上は○としました。
ゲージも115,120,125で確認しましたが、同じような結果(一週間超え)でした。
なだらかに少しづつ低下するポリもありますが、一日で結構低下して、その後の低下は少ない感じです。
この辺が、テンション維持が悪いと言われる原因のように思えます。
最近は、カラーバリエーションの追加とゲージの追加・削除等の統廃合もあり、アルパワー同士でのポリポリハイブリッドも選手の間で進んでいるようです。
ストリングマシンでテンションをかけるてみると標準的なポリとしての伸びで特に張りにくいわけでもありません。
発売以来、トッププロの使用率が未だに高い、パワーと独特の打球感のあるポリストリング
使用ラケット | Wilson BLADE 98 V8 16✕19 |
ゲージ | 1.20mm |
カラー | シルバー |
テンション | 縦48ポンド、横48ポンド |
プレイヤーの感覚
数あるアルパワーの中から120ゲージ(旧名称:アルパワーフィール)で、確認しました。
張りたては、しっかりした打感と反発を感じます。
少し使用していると、打感に雑味(剣道の竹刀で物を叩いた感じ)が加わり。それと球持ち感も加わるようになります。
張りたてはパワーも感じ取れるので、その打感が好きな方は、テンションが変わったと感じるのではないでしょうか?
テンションが少し落ちてからの打感が好きな方は、充分メインのストリングとして切れなければ、一月程度は使用できるでしょう。
厚めのフラットドライブ系のストロークは、ボールが潰れている感じを楽しめるロングセラーのポリである。
張りたてを確認できるプレイヤーは当日とそれ以降の打感の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか?
- 打感
やわらかい ☆☆★☆☆ かたい
- 反発力
少ない ☆☆☆★☆ 多い
- スピン
少ない ☆☆☆★☆ 多い
- たわみ
ポイント ☆☆★☆☆ エリア
- テンション維持
短い ☆★☆☆☆ 長い
- 耐久性
短い ☆☆★☆☆ 長い
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まとめ
独断と偏見
ポリストリングの黎明期から現在まで高い価格・高いシェアのロングセラー・ベストセラーのストリングである(トッププロを中心とした使用率)。
頻繁に張替えできるプライヤーにはオススメできるが、一月以上張替えをしないのであれば、この第2世代のストリングではなく、テンション維持を謳っている第4世代以降のストリングを選ばれたほうが良いのではないでしょうか?
ルキシロンは、全体的に値引率の低いので、コストパフォーマンスの点で言えば、悪いと言わざるを得ないでしょう。