- 製品説明
カラーリングを一新し、今までの振り抜きと反発性能に高分子エラストマーをラケットシャフト部からグリップ部に搭載して超衝撃吸収・超振動吸収をプラスしたラケット
公式情報
特徴
「乗りのO3」に対して「弾き重視」のファントム100。
TeXtreme x Twaron+ATSに高分子エラストマーのP.V.システム搭載で雑味のない打感に変わりました。
ハードヒットで快適に飛ぶ薄型フレームでスピン、フラット、サービスやボレーでもあらゆるショットで威力を発揮します。
ハードヒットからテクニックを使うショットまで競技者の求める性能が詰まった1本。
- スペック
フ ェ イ ス 面 積 | 100平方インチ |
重 量 | 305g |
フ レ ー ム 厚 | 20mm/22mm/20mm |
バ ラ ン ス | 315mm |
ストリングパターン | 16×18 |
全 長 | 27.0インチ |
価 格 | ¥ 34,000 (+税) |
コメント(プレイヤー)
カラーリングを一新し、今までの振り抜きと反発性能に高分子エラストマーをラケットシャフト部からグリップ部に搭載して超衝撃吸収・超振動吸収をプラスしたラケット
使用ストリング | Solinco HYPER-G SOFT 125 |
ゲージ | 1.25mm |
カラー | ライトグリーン |
テンション | 縦47ポンド、横47ポンド |
主なテクノロジーは以下の通り。(メーカー公式情報から引用)
・テキストリーム×トワロンテクノロジー:
テキストリームに新たにアラミド系繊維の一つである「トワロン」を組み合わせたハイブリッド素材。
通常のテキストリーム以上の剛性を持つことで、「球持ち感」を持たせつつ「スピードアップ」させることに成功した。
・2ピーススロート:
インパクト時の衝撃を軽減し、ストリングスの振動を抑える2ピース構造のスロートを採用。
・ATS(Anti-Torque System):
シャフトに加え、フェイスの10時と2時にTeXtreme×Twaronを配置することで、ラケット上部の剛性が増し、ボールの推進性とコントロール性がアップ。
さらには、振動吸収性が増し、クリアな打球感で「掴んで弾く」性能が向上。
・Purify Vibration System(P.V.S):
長時間のプレーでもパフォーマンスが落ちないように開発された新機能。
・パラレルホール:
全体の86%のストリングがフレームの外側まで1直線になるようにグロメットホールを設定。スウィートエリアが(特にトップ方向へ)拡大。
スウィートエリアとヒッティングポイントがリンクし、パワーとスピン性能をアップします。
・エクスパンドホール:
グロメットホールの径を大きくし、ストリングスの接点をフレームの外側にすることで、ストリングの動きをスムーズにしてスウィートエリアをフェイスの全方向に拡大します。
HYPER-G SOFTを47ポンドで張って使用したファーストインプレッションは、「思ったより振動がある」と感じたので、振動ドメを使用して普段使用しているラケットと同じように余計な振動が抑えられた!
製品のメーカーで企画開発担当の相馬氏が「超自信作!」とあちこちで情報発信していますが、このときは「??」でした。
そこで、ストリングをやや細いゲージのウエスキャノンのモスキート・バイト116に変更して、47✕45ポンドに変更してみると、使用感が激変・マッチ!!!
普段、メインとして使用しているブレード98 16✕19 V8の使用感に近づいた。
振動ドメも不要で、違和感なく使用することが出来る。
あえて、違いを探してみると、しなりはブレードのほうが感じられるが、ファントムも全体的にマイルドなのでフレーム厚から感じるほど、ハードスペックではなさそうである。
暫くは、ストリングを変更して、よりフィットしたセッティングを探してみたいと思える一品である。
- 打感
やわらかい ★☆☆☆☆ かたい
- 反発力
少ない ☆☆★☆☆ 多い
- スピン
少ない ☆☆★☆☆ 多い
- 振り抜き
難しい ☆☆☆☆★ 易しい
- コントロール
悪い ☆☆☆☆★ 良い
参考類似品
FORTYFIVE °テクノロジーが順しなり、縦しなりに加え、高い安定性実現させ、フィーリングとスピン性能、パワーとコントロール性能を発揮するBLADE V8。
新搭載のDIRECTCONNECTにより、打球のフィーリングをより手元に感じやすく進化し、前作に比べて安定性が向上しています。
ラケットのデザインは色のトーンが角度によって変わるペイントをテニス界で初めて採用。
まとめ
独断と偏見
今年2021年12月に発売された当初、在庫が少なかったラケットが少しづつ在庫が戻ってきているようです。
ベースとなるスペックは前作にPVSが追加されたことと、色合いの変更が中心で、大きく変わっていませんが、超衝撃吸収・超振動吸収を実現したグリップと、艶のあるネイビーブルーカラーベースのデザインに変更されています。
振り抜きと球持ち感を重視するなら、同時発売のオー3モデルを選択肢の一つとして考え、ある程度振り切れるなら、本トラディショナルモデルで相手に負けない反発力のある柔らかい打感を体験してみてはいかがでしょうか。